壮絶!地獄の新聞営業の実態とそこから学んだ3つの教訓

就職・転職

そういえばこの前、

某体育会系の超ハードな営業会社の

先輩社員が就活中の学生にエールを送る・・・

なんてツイートを見かけた。

 わお・・・仕事めっちゃ出来そうな人だ。

圧倒的に仕事できそう。

でも俺はこういうガチの体育会系は苦手だな。

そうふと思っているとあることに気づく。

「あれ、この人前バイトしていたA新聞営業の上司そっくりじゃね?」

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 実は以前、ボクは某A新聞の営業のバイトをしていた時期があるのだが写真の人はその新聞営業をやっている会社の上司にクリソツだった。それと同時に新聞営業のアルバイトをやってた頃の記憶が蘇ってきた。

というわけで今回はボクの新聞営業のバイトの体験談と新聞営業のアルバイトから学んだ3つの教訓をお伝えします。

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新聞営業ってどんなことするの?

 具体的にどういうことをやるのかというと

A新聞を一定期間(三ケ月とか半年)契約しているお客様に

契約期間の延長をお願いしにお客様のお家に行くという仕事です。

一言でいえば新聞の訪問営業です。

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新聞の営業はとてもキツイ

「新聞の営業」って聞くと

「え?新聞営業?なんかノルマとかあってブラックそう・・・。」

そんなイメージを抱くかもしれません。

その通りです。そのイメージで大方合ってます。

仕事はとてもキツイです。

1日三件の契約がノルマ

ボクが働いていた会社(A新聞)は1日三件の契約をお客様からとることがノルマでした。取れないと上司からめちゃくちゃ怒られます。

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今考えれば物凄いプレッシャーとの戦いでした。じゃ、「何で新聞営業やろうと思ったのよ」って話ですが

時給が良かったんです・・・。

雨の日も雪の日も外を走り回る

基本訪問営業なのでたとえ大雨の日だろうが大雪の日だろうが

1日中外を駆け回ります。体力的にも結構きついです。

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また毎日毎日、地図を見ながら違う人のお家に行くので方向感覚がない人は厳しいです。

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何としてでも契約を取らなければならない

新聞営業とは結構むちゃくちゃな仕事です。

何がひどいかってお客様からしたら新聞の契約を延長することのメリットが全くない点です。せいぜいビール券とか洗剤つける程度です。

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言っちゃあ何ですがこちらがただ一方的に「契約してくれ!」「契約してくれ!」とお願いする仕事です。

「え?じゃあ契約なかなか取れないのでは?」って話になるかと思うんですがそこは非常にえげつない手を使います。

同情を誘って契約を頂く作戦

例えばお客様宅に伺った時にこんな会話をします。

ちなみに働いていたバイト先の上司の例です。

上司

ぼく、こう見えて奥さんと息子がいるんですけど~二人を養っていくために結果を出さないといけないんですよ~。

おばさん

あら、大変ね~。

上司

でしょー?しかもそのためには上司に認められなければならないんです。お願いします!助けてください。こんな家族思いの優しい僕のためにお力を貸してください!

おばさん

仕方ないわね。あなたのために協力してあげるわ。

上司

ありがとうございます!それではこちらにお名前をご記入して下さい!(新聞の契約書を出す)

こんな感じで同情を誘ってから契約をお願いします。
ひ、ひえ~エグイ。ちなみに家族がいるのは本当です。
こうやって新聞の営業マンは家族を養っているのです。

凄いよアンタ!何が凄いって新聞の契約を延長することのメリットはほとんど言わないで(ビール券と洗剤くらい)あとはひたすら同情を誘ってんだから!

新聞の営業の仕事はボクを悩ませた

最初、新聞の営業の仕事を始めたとき、ボクはこんな同情を誘ってでも契約を取らなければならないのか!と悩んでいました。

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だって考えてみてください!こっちがただひたすら相手の都合や利益も考えず「新聞契約期間伸ばしてくれー伸ばしてくれー!」て押し売りするんですよ!?こんなのカタギのやることじゃない!

でも営業やってる上司も家族を食わせるために仕事してる

 ただ、ちょっと頭を冷やして考えると上司は家族を養うためにこんな押し売りやってるんだなってことです。以前、公園のベンチで上司と昼飯を食べていたのですがそのときチラッと上司のスマホの待ち受け画面が見えたんです。そこには上司の奥さんと子どもの姿が・・・。

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そうか、この人も家族を養っていくために必死なんだな、と。

働くって何?生きるって何?葛藤の日々

家族を養っていくために新聞の押し売りをする・・・。

うーん、働くって、生きるってなんなんだろう(哲学)

働きながら葛藤の日々が続きました。

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とは言っても結局新聞営業のバイトをやっている時にその答えは出ませんでした。

新聞営業のアルバイトから学んだ3つの教訓

その後、ボクは1年も経たずに新聞営業のアルバイトを辞めてしまいます。何故ならストレスのあまり円形脱毛症になってしまったからです。

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ただ、新聞営業のアルバイトから3つの教訓を学ぶことが出来ました。

1.常に手を動かさないと利益が出ない仕事はやってはいけない

  新聞の営業は常に成果が求められます。

1日に何件契約が取れたか、それが会社の利益になります。しかし結果を出し続けないと会社からしたら何の利益も出ていないのに給料を払わなければいけないので給料泥棒になってしまいます。するとはい、上司に罵倒されます。

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これは相当きついです。じゃ、どうするか。

自分のやったことが積み重なっていって自分が働いていない時にも稼いでくれる仕事がいいということが分かります。(アパート経営とかアフィリエイトとか)

ま、こちらの道も簡単ではないのですが新聞の営業と比べたらねぇ・・・という話です。

2.自分の良心のに逆らう仕事をしてはいけない

 新聞の営業は何が一番キツいかって言ったらとにかくお客さんの同情を誘ったり上手く騙してでも契約を取らなければいけない点です。

例えば、実家が貧乏じゃないのに

上司

うちは実家が水道がしょっちゅう止められるくらい貧乏でボクが切り盛りしなきゃいけないんですよ~。

とかどや顔で言ってみたり
お客様に会って五分くらいしか経っていないのに 

上司

お父さん!ここは僕のことを可愛い息子だと思って僕に力を貸してください!

なんて図々しく言ってみたり・・・。

そりゃあ

「子どもを食わせるためにやってるんだ!」

なんて言われたらそれまでですよ!

だけど正直

「こんなことやって良心が痛まないんですか?」って話ですよ。あ、なんか上から目線で言ってますがボクも新聞の営業を始めた当初は何も考えず堂々と

やない

お願いします!大切な家族を守るため、僕にお力を貸してください!

なんて平気で言っていました。ただ、そういうことばっかりやってると精神的に追い詰められてくるんですよね。良心の呵責にさいなまれるというか。おかげさまでストレスで頭に10円ハゲできちゃいましたしね!

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だからこんな新聞の営業みたいな仕事は絶対にやめるべきです。

3.簡単に結婚したり子どもをつくってはいけない

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あとはこれですね。家族のために必死に働く営業の上司を見て思いました。うかつに結婚して子供をつくってしまうと家族を養わなければいけなくなるので危険な仕事から簡単には逃げることが出来なくなります。

「家族のためだ・・・家族のためだ・・」

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って無理してブラック企業で頑張ったら過労死で死んじゃった・・・なんてことになったら本末転倒ですしね。結婚と子づくりは計画的に。

その後、訓練校でWEBデザインについて学び転職することに

新聞営業の仕事を辞めた後、
ボクは前々からWEBデザインの仕事に興味を持っていたこともあり
職業訓練校でWEBデザインについて学びながら
デザイン系の会社への転職を目指すようになりました。

職業訓練校でWEBデザインについて学んだといっても
当時のボクはデザイン系の仕事は未経験!
果たして実務経験ナシで雇ってくれる会社はあるのか。

その詳細は以下の記事に書かれているので是非読んでみてください。

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この記事を書いた人
ヨウヤナイ

ヨウヤナイと申します。北海道札幌市在住。歳は26歳。「やないやないか!」著者。
バリバリのゆとり世代です。当ブログ「やないやないか!」の概要とやないの詳細プロフィールはこちら

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