転職時に履歴書で一番採用担当者に見られるところ、それは「職歴」です。何故なら求職者が一昼夜で書いた自己PRや志望動機よりも「職歴」のほうがその人の実績を語っているからです。
具体的に履歴書の職務経歴欄では「どのような会社」「どれだけの期間」「どんな仕事を担当したか」が見られます。企業の採用担当の方はこれら三点の情報からあなたがどんな人間なのかをある程度決めてしまうのです。だから職歴は重要なのです。
ですので履歴書の職歴欄は力を込めて書きましょう。今回はそんな職務経歴の書き方についてお伝えしていきます。
正社員の仕事以外(アルバイト・派遣社員等)の職歴も記載しよう
あなたがまず履歴書の職歴を書くときに「アルバイトや派遣社員として働いた時の職歴って書いていいのか?」という悩みを抱えることがあるかもしれません。これらの経験は職歴には書くべきではないという意見もあります。
しかしある程度の期間(半年以上)続けていたり、志望先の業務内容に関連している仕事だったら書くべきです。何故ならそれらの経験を上手く採用担当の方に伝える事が出来れば立派な志望動機であると同時に自己PRとなりうるからです。
履歴書と職務経歴書を併せて提出するときは詳しく書かなくてよい
また、履歴書と職務経歴書を併せて企業に提出する場合は履歴書の職歴には詳しく書く必要はありません。最低でも働き始めた時期・会社名を書くだけで大丈夫です。
履歴書と職務経歴書の矛盾がないように
しかし、履歴書の職務経歴欄の内容と職務経歴書の内容が違ったらマズいので矛盾がないかちゃんとチェックしておきましょう。
担当していた業務を簡潔に記しておくのもアピールになる
また履歴書の職歴欄には「20××年 株式会社××入社 〇〇事業部に配属」の記載のみならず、あなたが担当していた業務をちらっと記しておくのも良い方法です。
もちろん、履歴書の職務経歴欄はスペースに限りがありますので細かく書く必要はありませんが応募先の企業にアピールになるように書いておくと採用担当者の目に留まりやすいです。
例えば、ある企業がWEB担当を募集していたとしましょう。もし仮の話ですがあなたがかつてWEBデザイナーの職歴があったとしたら、どうしますか?
ボクなら履歴書の職歴に会社名と併せて「WEBデザイナーとして勤務」と書きますね。何故なら採用担当者がその履歴書の職歴を見るだけで「コイツはWEB系(HTMLやCSS)に詳しいんだ!」と気づかせることが出来るからです。それだけで一歩リードになりますからね。
「特にここに注目してほしい!」と思うポイントを履歴書でも主張していきましょう。