本屋、喫茶店…「何で潰れないのか分からない個人商店」が成り立つ理由とは?

不動産経営

つい最近、面白いツイートを目の当たりにしました。
「なんで潰れないのか分からない個人商店」
ボクの家の近所にもあります。

全然儲かってるように見えないのに何年も続いている小さな本屋さんとか。

あれってどうやって経営していってるんですかねー。
非常に気になりますよね。

というわけで今回は「何で潰れないのか分からない個人商店」
どうやって生計を立てているのか調べてみました。

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近所の小さな本屋のケース

これは僕の家の近所にある小さな個人経営の本屋さんの話です。

その本屋の周りにも6棟ほど小さいテナントビルとコンビニがある場所が存在していて、小さな集落みたいな場所があるんですがその本屋だけずっと続いているんです。
ちなみにテナントビルってこんな感じの小さいビルです↓

どれくらい続いているかというと
僕が20年程前厚別区に引っ越した時にはすでにあったぐらいです。
不思議じゃありませんか?

でも実際にその本屋に入ってみると至って普通の小さな本屋さんなんですよ。
失礼な言い方ですがホントにここやって行けてるの?って感じるくらい。

いったいどうやってやりくりしているんだろ?
たまたまその本屋の近所に住んでいた友人がいたので聞いてみました。

実は小さな集落一体の地主だった!

なんとその友人の話によると
本屋の店長はその小さな集落一体の地主さんでした!
その本屋の周りにある小さな商業ビル六棟とコンビニは
元々その本屋の店長の所有物であるとか。地主すげぇ・・・。

その収入はコンビニのオーナーとしての収入と商業ビルの家賃収入がほとんどで
本屋は趣味兼税金対策としてやってるんだとか。

普通に勉強になる話でした。これが資本主義社会・・・!

小さな喫茶店のケース

後ちょくちょく見かけるのが小さな喫茶店!
個人でテナントを借りてやってるお店もあれば
スーパーの端っこの空いてるスペースを使って経営している所もあります。

あれって本当に儲かってるんでしょうか?
失礼な話ですが。

実はコーヒーは利益率が高い

実はこれ、インベスターZという漫画で知った話なんですが
コーヒーって利益率が高いんですって。

コーヒー一杯の原価は20円程度しかない

街中でよくあるオシャレなカフェとかあるじゃないですか。
あそこのコーヒーって1杯安くても300円以上しますよね。
高かったら600円くらいはかかるかな。

実はコーヒーの原価って1杯20円程度なんですって。
安すぎィ!

意外と儲りそうな計算に

もし仮に原価20円のコーヒーを600円で売るとします。
3人のお客さんが1時間に1杯注文するとしたら
1,800円の売り上げになるというわけですよね。
そのうち純利益は1,740円!

もし仮に喫茶店が10時から20時まで営業するとしたら?
1日の売り上げは18,000円!純利益は17,400円!

ま、そんな都合よくお客さんが入るとは限りませんが
意外と儲かりそうな計算になります。

コーヒー豆は保存がきく(在庫損失が少ない)

あと理由として挙げられるのが
コーヒー豆は数年は保存が効くからという点です。

これが他の飲食物だとそうはいかないんですよ。
例えばラーメン屋とかはラーメンの材料として野菜やチャーシューなどを買うんですが
その材料の中で賞味期限が原因でせっかく仕入れたのに無駄になってしまう材料がどうしても出てくるんです。在庫損失ってやつです。

でもコーヒーはそんな無駄な出費が一切ないんですよ。
何故ならコーヒー豆は数年は保存できるので賞味期限が原因で
ダメになることが無いから。

だから儲かるんです。喫茶店って。

まとめ:儲かってなさそうだけど続いてる個人商店を観察してみよう!

とまあこんな感じでいろんなからくりがあるから
成り立たなそうなビジネスが成り立っているというわけです。

こうやっていかにも儲かってなさそうなお店を観察してみると
いろんな儲けのタネがあるのであなたもやってみてはいかが?

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この記事を書いた人
ヨウヤナイ

ヨウヤナイと申します。北海道札幌市在住。歳は26歳。「やないやないか!」著者。
バリバリのゆとり世代です。当ブログ「やないやないか!」の概要とやないの詳細プロフィールはこちら

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